切恋 〜涙の君に恋して〜


光くんとバイバイして、家に入る。

「ただいまー!」

キッチンから、おばあちゃんが

顔を出す。

「舞、今日倒れたんだって?

学校から連絡入ったよ。」

「あ、うん。

でも、過呼吸だから大丈夫だよ!」

「そうかい。

でも、無理はせんようにな。」

おばあちゃんの笑顔を見ると

安心する。

おばあちゃんに話した方がいいのかな。

でも、東京に行かなきゃいけないから。

言わなきゃ。

でも、また迷惑かけちゃう。