切恋 〜涙の君に恋して〜


名前を言った時には、

彼はいなかった。

「なんだったんだろう?」

疑問に思ったが、気にしないでいた。

「夏川光くん…か。」

あの人の笑顔、キラキラしてたな。

名前と同じだな。

そんな時だった。

_____コンコン

ドアを叩く音がした。

「はぁい。」