切恋 〜涙の君に恋して〜


先生の言葉に言葉を失った。

私は死ぬの?

転移していたら…。

「先生、どうやったら、

わかるんですか?」

次の言葉を待つ。

まだ、死ぬと決まったわけではない。

「坂下さん、レントゲンに、

癌が映るということは、

末期の状態です。」

え…?

「そ、それって…。」

「東京の方にいい病院があります。」

私の言葉を遮って

パンフレットを出す。

「ここって…。」