切恋 〜涙の君に恋して〜


「ねぇ、坂下さん。」

ビクッ

私に話が振られる。

「あ、え、えぇと…。」

ついしどろもどろになる。

「実のお母さんを殺したって本当?」

私の目の前にきて、

私の顔を覗き込む。

「っ!」

また繰り返すの?

私は、また…。

あの時のように…。

「うっ…。」

呼吸がだんだん苦しくなってくる。

「はぁはぁはぁはぁはぁ…。」

やばい…。

息ができない…。