切恋 〜涙の君に恋して〜


いつかは、帰らなきゃいけないと

思っている。

いつまでも、おばあちゃんの家に

居座るのも悪いと思っている。

「いってきまーす!」

玄関を出ると、

「おっはよー!」

「うわっ!」

來が立っていた。

気づかなかったから

めっちゃびっくりした…。

「ど、どうしたの?」

「舞がこないと思って

お迎えにあがりました!」

敬礼のポーズをとる。