切恋 〜涙の君に恋して〜


きっと舞は、

光を拒んで傷つけたと思っている。

それで光は

舞を無理矢理襲って

傷つけたと思っている。

「俺、また自分のこと見失って

大切な人傷つけたんだ…。」

いつもの強気な光じゃない。

「光、私はもう大丈夫だから。」

中学生の頃、私たちは

自分たちの傷を

舐め合うように重なった。