切恋 〜涙の君に恋して〜


それからあっという間に

放課後になった。

「舞ー!

一緒に帰らない?」

來が笑顔で駆け寄ってくる。

「あ、ごめん!

今日は用事があるから、

一緒に帰れない!」

顔の前で

ごめんのポーズをとる。

「うん!

知ってるよー!

光からメールきたし?」

不敵に笑う來を少し怖いと思った。