切恋 〜涙の君に恋して〜


「俺からあいつを奪っといて

よくそんなことが言えるな…。」

そう言う高橋くんの目は

切なげに揺れていた。

あいつ?

あいつって誰?

誰のことを言っているの?

そんなとき、運がいいのか

悪いのか、担任が入ってきた。

「おはよー!

ん?なんだなんだ?

なんかあったのか?

とりあえず席つけー。」

みんなそれぞれ自分の席へと戻る。