切恋 〜涙の君に恋して〜


光くんの放った言葉は、

今にも消えてしまいそうだった。

でも、とても心には、

ズッシリと重みがくる。

「光くん…。

私を見つけてくれてありがとう。

私と出会ってくれてありがとう。」

あのとき、光くんに

出会ってなかったら。

光くんが病室の窓に

石を当てていなかったら。

きっと、今の私はいない。