切恋 〜涙の君に恋して〜


「光くん。」

こっちを振り返らずに、

「なに?」

返事をする。

「今日の、放課後話がある。」

覚悟を決めた。

「わかった。」

そう言って、廊下を歩く。

ちょうど、2組を通りすぎるとき、

「夏川くん!」

可愛らしい声が聞こえた。