切恋 〜涙の君に恋して〜


「舞!」

私は光くんに抱きついた。

「舞、坂下さんのひ孫なの?」

私は静かに頷く。

「そうだったんだ。」

「ねぇ、光くん。」

私の呼びかけに

ん?と言って顔を下に向ける光くん。

「どうして、あの時

何も言わずに帰っちゃったの?」

私はこれが聞きたかった。