切恋 〜涙の君に恋して〜


私は、泣きながら、

アルバムをめくる。

お父さんと一緒に写っている写真は、

一枚もない。

あ、そうだ。

私が捨てたんだっけ?

荒れてるときに、

お父さんなんか、いない存在にして、

アルバムの中の写真を

全部、破って燃やした。

「はっ。」