切恋 〜涙の君に恋して〜


「舞さん。

あなたは、

夏川光くんを知っていますね?」

急に光くんの名前を出されて、

ドキッとしてしまう。

「は、はい。」

「そのお母さんのことなんですが。」

「事情は知っています。」

先生の言葉を遮る。

早く。

早く、次の言葉が聞きたい。

「…。

昨日、お亡くなりになりました。」

え…?

「い、いまなんて?」