「私、好きな人できたみたい…」 顔を赤らめて七海は言った。 「わぁ!おめでと〜!」 「え、本当?で、誰?」 祝福する美雪と急かす私。 恥ずかしくなったみたいで七海はケーキを食べながらチラッと私と美雪をみて 「佐藤隆太。」 と、小さく呟いた。 驚いた。 佐藤くんってあのちっちゃくて可愛い感じの。 七海そーゆータイプ好きだったんだ! 「だ、誰にも内緒だからね!」 「「当たり前っ!」」 七海は安心した表情をした。