友人達と帰りにカラオケにでも行こうとバス停に向かっていると、携帯を忘れた事に気が付いた。
「やだっ!
携帯忘れた!
ちょっと後から行くから先に行ってて!」
小走りで学校へ向かう。
広い道路を渡ろうとした瞬間、キィー!という高い音に体を固まらせる。
車だろうか?
ぶつかりそうになったのだろうか?
しばらく経って、恐る恐る固く瞑った目を開けると、車なんてどこにもなかった。
…なんだ…
耳鳴り?
学校へ着くと、教室へと走る。
机の中を探すも、携帯が見つからない。
「…嘘…どこに落としたのかな…」
バンッ!
突然教室に響く音に肩を揺らした。
教室のドアに視線を移すと、三浦君が立っていた。
!!!?
なんで?

