そのまま帰れなくなる………
「…そんなに来てるんだね…。」
信じられないけど、信じてざるを得ない。
「もし、三浦君以外の人に会ってもあたしが別世界から来たって分かるのかな?」
「分かるよ。
むしろ、会わない方がいいな。」
「どうして?」
「お前が2人居たらおかしいだろ。」
そうか。と納得。
ドッペルゲンガーって、異世界から来た人間の事言ってるのかもしれないな…
でも、もう1人のあたし少し会ってみたい気もする。
「……お前あっちでどういう状況で事故ったんだ?」
えっと…と先程の事を思い出す。
「携帯忘れたから、慌てて学校戻ってたら、キィーって音がして、目を開けたら何もなってなくて、今に至る。」

