みやびさんと毎日メールをしていて。
2ヶ月…メールだけでもたのしくって
電話も盛り上がる。
気を使うときもあるけど
自分でいられる事がうれしかった。
だから今日また会うことになった♪
たのしみだなあ


あーどうしよ!服選ばなきゃっ
『これは派手ー。これは…うーん』
あーもう。遅れちゃうよ
10分遅れて待ち合わせ場所に。
『ごめんね。』
『大丈夫だよん♪じゃあ遊園地だー』
え!
『遊園地なの!?』
お金たりるかな。

そうそう敬語を使わないで話す事も
なれてきて。今こんな感じ♪

みやびくんよく見たらかっこいい♡

なぁんて浮かれてる

『ねえねえねぇ!
みやびっ…くん。ジェットコースター
ジェットコースターのろー!』
『みやびって名前呼びにくいよな(笑)
よし!いくか』


ジエットコースターに回るカップ。
メリーゴーランド、そして観覧車。
みやびくんとの初めてのハグ…ついでに
キスしちゃった。
でもこんな短い期間でこんなにも
すきになってる
短い期間だったのにキスまで
しちゃってるし(笑)


なんなのかな…ほんとにわたし
恋しなさすぎて狂ってきてるのかな。

『恋⁇大丈夫か?』
心配そうな顔のみやびくん。
『みやび君なんでわたしなの?』
目を見ずに言うね 。
泣いちゃうかもしれないじゃん。
望んでる答えなんてないのに。
ただ誰でもよかったなんて言われたら
どうしよって考えがひどくあった。
『教えてあげるよ。
恋が…一人で先輩らしき人を
待ってる時あったろ。
その待ってる間に野良猫
触ってたよな⁇
あん時の優しくきれいな目。
僕自体も動物すきだから気があいそうで
すげー短い時間なのにすきに
なっちゃったんだ。不安だよね?
僕がどんな人間かもわかんないのにさ。
でも。僕と一緒にいてくれたら
絶対幸せにするよ。誓う…神に誓う』

『ほーんと短い時間すぎるよ』
『ふんっ!あ、今のうまくない??』


見てたんだ…
あの猫ちゃんがいなかったら
今みやびくんはわたしと付き合って
なかったんだなぁ。
考えてると涙がすぅーっとおちるのが
わかった。
泣き虫なわたしの背中をさすりながら
だきしめるみやびくん。

彼の真剣な顔。
神さま…わたしも恋をしていいのかな
幸せになりたい

こわいよ…