君の落し物


あ、そーだ。
最近こいつ自分の事「俺」呼びするとか
宣言してたなあ。



ん〜、桃菜(モモナ)って名前
コンプレックスとか言ってたし、
私は可愛くて良いと思うけど。



うーん、まあ考えは人それぞれ
だからね!!しゃーないよね。




「おい、千紗紀。
俺の事また無視してんだろ?
早く帰りてえんだけど!」



「あー、ごめん。桃菜!
兄貴になに買えばいいかな?
あー!まじ借りなんて作んなきゃ
よかったわ、はあ〜後悔。」




「は?借り返すのにプレゼント?
どんだけデカイ事頼んだんだよ。笑
てかあのお兄ちゃんに頼む
千紗紀も千紗紀だよ。笑」





「だってさぁ、2学期の終業式ん時の
荷物の量は持って帰れないでしょ?
だから電話してバイクでちょっと
持って帰ってもらったの。」





「あっはっは。笑
そりゃ、千紗紀が悪いや。笑
ちょくちょく持って帰ってれば
よかったのに。バカだなあ。」





「うっさいな。
桃菜だって終業式ん時
おんなじだったでしょ!
まあ、それだけじゃないんだけどさ」




「うぅ〜、それはそーだけどぉ。
てか他になにをやらかしたのさ!」




「私はやらかしてないよ?
ただね、なんか私がのせた荷物が
意外に重かったらしくて、
バランス崩して道路で転けて…
後ろのトラックのおじさんに


「ヘタクソなら乗るんじゃねぇ!」

って怒られたらしい。」





「あはははは。なにそれ!
めっちゃツボなんだけど!笑
てかなに乗っけたんだよ!笑」





「えっとねー、
教科書全部と、その他もろもろ。」




「そりゃ重いや!笑
でもよく乗っかったね!
てかそれでも普通転けないでしょ!」