「音緒っ
 起きて!!
 遅刻するよ!!!」


朝8時。


音緒と暮らし始めて早1週間。


私は毎日この台詞を繰り返している。



「学校行かね…」


音緒もまたいつもと同じ台詞を言う。


学校には行かせるようにと翠さんに言われてるから私は毎朝音緒を無理矢理起こし学校まで一緒に行く。