そしてやっと帰り着いた日本。
何だか感動…。
帰ってきたんだ。
誰も空港には呼んでない。
少し一人で行きたいところがあるから。
また飛行機を使ってあの場所へ帰る。
私が変わった大切な場所へ。
そこでどうしても見たい景色があるの。
「よかった。
変わってない…」
思わず声を零した。
ここ…この場所はあの日,日本を旅立った日から何も変わっていなかった。
人に渡っているかもしれないけど,どうしても見たくて。
私は駄目元でマンションの管理室をノックした。
『西園寺です』というと管理人さんは数回しか会ったことないのに覚えていてくれた。
1003号室は誰も住んでいないというので,中に入れてもらえることになった。
管理人さんは鍵を開け『終わりましたらどうぞ』とこの場を離れた。
変わっていない。
この空気はあの頃のまま。
一通り全部の部屋を周り,私はベランダに出た。
もう外は暗く,夜空に星がちらほら見えた。
カナダとは違い,空に星はあまり見えない。
何だか感動…。
帰ってきたんだ。
誰も空港には呼んでない。
少し一人で行きたいところがあるから。
また飛行機を使ってあの場所へ帰る。
私が変わった大切な場所へ。
そこでどうしても見たい景色があるの。
「よかった。
変わってない…」
思わず声を零した。
ここ…この場所はあの日,日本を旅立った日から何も変わっていなかった。
人に渡っているかもしれないけど,どうしても見たくて。
私は駄目元でマンションの管理室をノックした。
『西園寺です』というと管理人さんは数回しか会ったことないのに覚えていてくれた。
1003号室は誰も住んでいないというので,中に入れてもらえることになった。
管理人さんは鍵を開け『終わりましたらどうぞ』とこの場を離れた。
変わっていない。
この空気はあの頃のまま。
一通り全部の部屋を周り,私はベランダに出た。
もう外は暗く,夜空に星がちらほら見えた。
カナダとは違い,空に星はあまり見えない。



