何かあるのだろうかと上を見ると綺麗な星達が輝いていた。


そして綺麗な満月が暗闇を照らしていた。



「ミー」


突然ルナが鳴き声をあげた。


それは皆の視線を集めた。


皆ルナに歩みよってきて交互にルナを撫でていった。



「可愛いね。
 あなたのネコ?」


尋ねてきたのは女の人。



「はい。
 ルナっていうんです。」


「ルナっていうんだ〜
 あっじゃあ貴女の名前は?」


「セイです。」


「セイちゃんね。
 私はチカっていうんだ。」


チカと名乗った女の人はどこか親しみやすさを感じた。