ベランダから見える星

あっ…



「ルナのご飯買わなきゃ…」


私はルナを抱いたままスーパーに向かった。


ネコ缶を買い,マンションへ足を進める。


その途中,河原があった。


もう日は暮れていて真っ暗だった。


突然ルナは私の腕から擦り抜けトコトコと川の近くまで歩いていった。

私は慌てて追い掛けた。


すると人が現れた。


その人はルナの前にしゃがみ込み頭を撫でた。