ベランダから見える星

「話聞けた?」


「うん。」


私は拓海に翠さんに聞いたことを伝えた。



「じゃあこの間の事は音緒には伏せとくってことだな。」


「うん。」


「わかった。
 静,疲れただろ?
 もう寝ろ。」


拓海は先にソファーから立ち上がり部屋に戻った。


私も部屋に戻り,着替えだけしてベットに倒れこんだ。


拓海のいう通り疲れていたらしく,私はすぐに意識を手放した。