声の主は分かっていたけど,それを私は振り払った。
「そいつに何かしてお前がどうかなったら千香が泣く。」
その言葉を聞いて友紀から手を離す。
冷静な声で諭すのは…音緒だった。
「こいつが中心?」
音緒に聞かれたことに,頷いて答える私。
ふと音緒に目をやると少し離れたところに女の子が立っていた。
音緒の制服の裾を引っ張ると何も言ってないのに『協力者』と答えがきた。
「そいつに何かしてお前がどうかなったら千香が泣く。」
その言葉を聞いて友紀から手を離す。
冷静な声で諭すのは…音緒だった。
「こいつが中心?」
音緒に聞かれたことに,頷いて答える私。
ふと音緒に目をやると少し離れたところに女の子が立っていた。
音緒の制服の裾を引っ張ると何も言ってないのに『協力者』と答えがきた。



