「はぁー」








愛斗と実行委員会が行われる教室まで歩いてる時、あたしは盛大なため息をついた。









「咲火、そんなに俺とやりたくなかった?」









めっちゃションボリしてますけど!









かわいいじゃないか…。









「べ、別にそんなこと言ってない!う、嬉しいかもしれないじゃん!」









あたしがそう言うと、愛斗の顔はパァっと明るくなる。









「咲火のツンデレかわいすぎる!」









もちろんあたしは








「う、うるさい!」









でも愛斗は









「そんな咲火も大好きだ!」









あたしだって好きだもん!