凪の言葉を聞いて、俺は咲火がいるところへ走った。 『咲火ちゃん、おまえが咲火ちゃんを好きになる前から、愛斗のこと好きだったらしいけど?』 俺よりも先に好きになってくれてたなんて嬉しすぎる! それなのに俺、なんてことしたんだろう。 凪が、屋上に咲火と大和さんがいるって教えてくれたから、全速力で向かう。 咲火、待ってろ〜!