「すぐ来れなくてごめんな?怖かったよな?もう大丈夫だから」









そう優しく言ってくれる愛斗。









あたしはぎゅっと抱きついた。









甘えても、いいよね?








「あ、愛斗ぉ…こわ…かった…よ…。」









「うん」









「愛斗…とも…ちゅーまだ…なのに…やだ…った…。」









「うん」









「ホン…トに…怖くて…愛斗に…会いたかった…の…。」









「うん」







抱きしめながら頭を撫でてれる愛斗が優しくて、あたしが、思ってることを全部言った。