「あ、あたしも、た、楽しみすぎて」









小さい声だったけど、俺にはバッチリ聞こえました!









どこまでかわいいのかな、この子。









俺は咲火の手を取って歩きだした。









「あ、愛斗!」









「ん?なに?」









咲火はまたもや顔を真っ赤にして言った。









「きょ、今日もかっこいいんじゃない!?」









でたー!









咲火のツンデレ!









よし、俺も!








「咲火もかわいいよ!」









俺がそう言った途端、トコトコ歩きだした咲火。









照れちゃって可愛いなー。









俺も急いで追いかける。









ますます楽しみになってきたぞ!