「咲火かわいすぎるんだけど!」









あたしがくまのストラップを無くしたことを言ったら、いつもの調子。









「そんなのどうでもいいの!探さなきゃー」









あたしが立ち上がって探しに行こうとすると、愛斗の手があたしの腕を掴んだ。









「さーほちゃんっ」








ニコっと笑って愛斗はあるものをあたしの目の前に出した。









「くまさんっ!愛斗拾ってくれたの?」









「うん!咲火が探してるって凪に聞いたから俺も探したんだ!」









せっかく涙が収まったのにまた泣きそうなんだけど…!









愛斗ホント大好きだ!