文化祭が終わって、いつも通り舞と話していた。 「あのね、咲火に言うことがあるの」 「ん?なあに?」 そして舞は顔を赤くしてあたしに教えてくれた。 「じ、実は凪くんと付き合ってるの」 「よかったね、舞!おめでとう!」 あたしとしては、やっとくっついた、なんだけど…。 「文化祭のとき、二人だったから言っちゃった」 照れながら話す舞は恋する乙女で。 いつもは『美人』だけど、今は『かわいい』