ホントは『鈴原先輩』って呼んでたんだけど、本人からやめてと言われたので海春先輩…。









「愛斗、海春に咲火ちゃんとられてショックか」









瑠伊先輩は少し前を歩いてる二人を見ながら言った。









「そりゃーもうショックっす。瑠伊先輩は海春先輩とられてショックじゃないんすか?」









「ははっ。ショックではないけど、妬ける」









瑠伊先輩も妬いてる…。








よし、あとは行動するのみ!









「瑠伊先輩、いきますよ!」









「あ、愛斗!?」









瑠伊先輩は驚きながらも着いてきた。