帰り道、愛斗が変なことを言い出した。









「咲火さ、俺のこと、いつからすきだったの?」









いつから!?









あ、そっか。愛斗は前から、ってことしか知らないのか。









「にゅ、入学式」









入学式で、愛斗を見て一目惚れ。









「え、嬉しすぎる!でも、俺、バケツのときだからなんか先越された感はある」









ちょっと悔しがってる愛斗、かわいいです!









「もう俺、幸せすぎて死ぬ!」









愛斗が嬉しいなら良かった。