文化祭実行委員会で仲良くなった、鈴原海春先輩。









海春先輩は、小柄で茶髪のポニーテールを揺らしている元気な先輩。









あたしの憧れでもある。









「咲火っち、愛斗くんにちょー愛されてるよね!瑠伊も似てるんだけど、愛斗くんほどではないからさー」









瑠伊、っていうのは海春先輩の彼氏。









「でも、あたし恥ずかしすぎてどうにかなっちゃいそうです…。」









あたしがそう言うと、海春先輩は『でもでも、嬉しいんでしょ!?』と言った。









「ま、まあ嬉しいですけど」









ちょ、ちょっと恥ずかしかった。