視界の隅で、赤組が私を応援しているのが見えた。
きっと、転んだことに不満がある人の方が多いだろうけど、それでもみんな応援してくれてる。
「陽奈ちゃんサンキュ!」
赤組の、誰だか知らない先輩にバトンを繋いで、なんでか礼を言われて。
私は思いきりその先輩を応援した。
私を抜いた、黄色、ピンクを追い越して、また2位に戻った赤組。
___パンッ、パンパンッ
「青、赤!黄色、ピンク、…オレンジ!」
「「わーっ!!!」」
赤組、2位だ。
2位だ。
「陽奈ちゃん!」
「あ、井崎先輩。…どうし」
「行くよ」
「え?…っわ」

