土方視点

ぶつかった少女はぺこりと一回お辞儀をして、すぐその場を立ち去った。
…凄い勢いで走りながら。

土「おい。総司。あいつは…」

沖「僕の言ってた情報屋ですね。一言も
発してなかったし。」

「情報屋があっちに行ったぞ!長州志士
の誇りにかけて絶対に逃がすな!」
「おおーーー!」
姿は見えないものの、この声はすぐ近くから聞こえた。