近「海里くん!?」
「えっ」
「ちょ」
「海里!?」

幹部の奴らが何か言っているが、気にせず藤堂の左肩に魔法陣を向ける。

海「(治癒)」


みるみるうちに藤堂の左肩の傷が塞がり始め、十秒で跡形もなく完治した。

平「あ…れ?俺…?」

海「大丈夫…か?」

平「お、おう。お前が治してくれたのか
?」

海「ああ。」

土「今のは一体…!?」

海「話した方がいいですか?」

土「おお、じゃあ俺の部屋で。」

やはり、そうか。これは俺の過去も話すことになるが、こいつらになら話してもいい。信じれる。そう思った。