誰かが土方にぶつかった。


土方は何ともなかったが相手は転けてしまったようだ。




土「おい。大丈夫か…」


土方が手を差し出すと相手は顔を上げ、立ち上がった。


相手の顔を見て土方は驚いた。






土「え……」



凛とした紫色の瞳で、綺麗な黒髪は束ねてポニーテール。


整った顔に合うような165cmくらいの身長で、男物の袴を着ていた。