「れおみたいに数学できないのはやだな…」


「えっ?」


私は座った



「でも英語はぺらぺらになってほしいな…猫っ毛にもなって欲しくないし…」



「でもタレ目になったらかわいいな…」



「楓……お前大丈夫か?」

「れお…」



私はれおの手を握り私のお腹へ当てた








「れおとわたしの子供…」




「えっ…」



「今日婦人科いったの」



「本当に赤ちゃん…いるの…か?」



「いるよ」