卒業式が終わり…

私と潤はデートをした






「やっぱ、今日はすごい混んでるね…」


私はそう言うと潤は手を握ってくれた



「俺は離れないよ」



「うん」


わたしはそう言いたかった



でも私の前にいるのは…





「れお…」










「れお…なんで?」


私は追いかけようとした


「楓は俺から離れるの?」




「潤…」


「楓…俺の夢はお前を幸せにすること。俺が。俺がお前を幸せにすること」


「ごめん」


そういってわたしは潤の手を離して遠く…遠くなっていくれおを追いかけた