a n e m o n e 。゚



「あ、みおり、羽奈、一ノ瀬くんもおはよー!」
「はぐみ!おはよー」
「水原おはよー」

いつも通り、友達のみおりと羽奈、一ノ瀬くんと、4人でバスに乗る。

「ねえねえ、見て!」
「え、どうしたの?その指輪!はぐみが指輪するなんて珍しいねー」
「でしょー?もらったの。」
「もしかして男の人から?なんてねっ(笑)」
そんな羽奈の発言に対して笑ってごまかした。
ほんとは女の知り合いから。
でも、あえて隠した。
少しでも一ノ瀬くんに気になってほしかったから。

「でも人からもらったから、あんまり指のサイズ合ってなくて、少しぶかぶかなんだよねー」

そうしてわたしたちはバスのなかで他愛ない会話をして、
学校へと向かった。