a n e m o n e 。゚



「。。。え?どうしたの?急に。」

「実はさ、あたしも似たようなバイトしてたから、そうかなって思って。」

羽奈の思わぬ発言にびっくりした。
羽奈が、わたしがキャバをやっていたことをなんとなく勘付いたことに対してもびっくりしたけれど、
羽奈が似たようなバイトをしていたということに対して、一番びっくりした。

だって羽奈は小柄でかわいらしくて、いかにも純粋そうだから。
そういうのを逆に嫌うようなタイプだったから、なおさらびっくりした。