「はぐちゃんっ!帰ろ〜」 小柄で、いつも笑顔でかわいらしい羽奈。 羽奈とは電車が同じだから、一緒に帰る機会がよくあった。 「うん、帰ろー!」 ライバルとしてではなく、友達として羽奈に接する。 だってライバルとか言ったって、 ふたりは既に付き合ってるわけだし、 奪い取れるわけがない。 そんな羽奈が突然、こんなことを言ってきた 「ねえ、はぐちゃんってさ、キャバやってる?」