『久しぶりじゃない! 千紘くん! どうぞ上がって?』 と葵のお母さんは言う 『……おじゃまします』 その時の格好は中学校の制服を ビシッと着ていった。 もちろん両親には内緒で行った。 『それで…? たぶんお話があるのよね? 千紘くんがきたったことは』 葵のお母さんは昔から何か鋭かった 『僕は葵さんのことが好きです。 だから、お願いします。 お兄ちゃんと許婚を代わらせて下さい』