私は自転車置き場まで走った 荷物を早く置いて自転車を漕ぎ出そうとした時 『葵は、2人のためとか言って自分が 千紘くんに向き合いたくないからって 逃げてるんだと私は思うよっ⁉︎』 とサクラの声が頭の中でした 私は逃げてる… その時電話が鳴った 「…はい…もしもし」 『葵ー? お母さんだけど 帰りにお砂糖買ってきてくれる? 切れてたのに気づかなくってー!』 とお母さんの明るい声が響く 「……」 『…葵? 千紘くんとなんかあった?』 「…何も…ないよ」