「…私なんかに優しくしないで! そんなに簡単にキスしないでっ」 期待しちゃうでしょという言葉は 言えなかった。 そのまま私は千紘くんの手を振りほどき 教室から飛び出した。 泣きながら走って 少し自分に嫌悪感。 あんな乱暴なキスされてもまだ 千紘くんが好きな自分がいる。