「…私 逃げてなんかっ…」
「本当にそう言えるの?
葵 無理してるように見えるよ?」
とサクラは心配そうに私を見る
「…だって 千紘くんは好きでもない私と結婚しなくちゃいけないんだよっ?
…ホントは千紘くんと今もいたいけどっ! 」
私は涙を流して言った
すると、サクラは私の頭を撫でて
「私は千紘くんが葵にしてあげた優しさは嘘じゃないと思う」
と私の顔をじっと見ていった
…どういう意味か分からないよ
すると、サクラは時計を見て 急に
「あ、やばい! 葵ごめん!
用事あったんだ! 先帰るね!」
「あ、サクラっ!?」
「葵?あんたは自分に正直になんなさいねっ!」
と言ってバタバタと走って帰ってしまった。

