青パーカー君と恋がしたい






あ、

目があった…


大きな黒い瞳に吸い込まれそうになる…


するとヘッドホンを青パーカー君は
外して、

「…何? 何か用⁇」
と低く、耳に残る声で言った。

「あ… なんでもない…です」
と私は言う。

「…そう」
と言ってまたヘッドホンを掛け直した。