『葵ちゃん 怖かったなら
こっちくる? 2人なら怖くないよ!』
と優しく千紘くんはおいでと言って
手招きする
『ちーくん! ありがとう!』
私はすぐに千紘くんの隣に座った
確かに2人なら怖くないや!
とそのとき私は思った
すると、てっぺんにきて
やはり てっぺんにある棒をどちらが先に見るかで少し揉めた
『ちーくん! 私もみたいっ!』
『待って、すぐ変わるからー!』
千紘くんが私の方を向いて、
席を代わろうとしてくれた時
ゴンドラがガタッと動いて、
気づいたら唇にふにっとした柔らかい感触があった。

