青パーカー君と恋がしたい



すると、肩をぽんぽんと叩かれた

振り向くと千紘くんが





『葵ちゃん こんなとこにいたの?
やっと 見つけた』





と優しく笑って言った




私は千紘くんに泣きながらくっつき
千紘くんは迷路の出口まで私を連れてってくれた


今思えば一年生にしては千紘くんは
しっかりものだった気がする