「…呼んじゃダメか?」 と耳元で言われると 心臓がドキドキ言う 「ダメなわけないっ… わ、私も 千紘くんって呼びたい」 「呼んでよ」 千紘くんは私をギュッと強く抱きしめた すると、遠くの方で誰かが来る足音が する 「場所変えよ」 と言って千紘くんは私の手を握り 今度はいつものようにゆっくりと 歩き始めた